株式会社 敏腕は、
衣·食·住に関連する事業を通じて、
「愛する人と自由な人生を」歩むことを
使命としています。
FOUNDER’S MESSAGE創業者メッセージ
創業者
中澤 広敏Hirotoshi Nakazawa

創業以来、一貫して変わらないもの
敏腕を立ち上げた時、飲食業界に革命を起こすスーパークリエイティブ集団で在りたいと考えていました。
そして「街のランドマークを創る」という理念を掲げたんです。沢山の街にランドマークと呼べるような名店がありますが、そういった場所には決まって
街のエネルギーが集まっていて、飲食の時間だけでなく、お客さまの生活そのものを豊かにしていると思うんです。
ビジネスとして飲食店を経営するのでもちろん、お金を儲けて利益も上げないといけないわけですが、そういったお店って商売というよりブランドに近いな
という感覚が僕のイメージであって、時間をかけてお客さまと一緒に育てて、街と一緒に成長していくことで完成していくものなんです。
また現代ではブランドは会社のものではなく、お客さまのものであると考えていて、お客さまが使ってくださる時間やお金、がブランド形成に深く関わっていると真っ直ぐ伝わるような店舗が僕たち敏腕のスタンダードです。
変えていくもの ・ 目指していくもの
今はもう、ただ会社を運営するだけでは存続できない時代になっていて、明確な目的と使命、存在理由が求められます。最初からしっかりした文化を根付かせられるかどうかがその後の明暗を分けますし、自分たちが成長しながら、文化を守り、より優れたものにすることが鍵になります。
ですが僕がそのように理念を名文化し、血を濃くしていかなければいけないと感じ始めたのは会社が5歳ちょっとになった頃で、それまでは完全に感覚頼みでした。会社は小さくて、会社にとって何が重要か、僕たちは物事をどうやりたいと願っているのか、全員が簡単に把握できるし、僕自身が見せる手本を通じてチームに浸透させることができると思っていたので、そんな当たり前のことをわざわざ紙に書いたりすることは馬鹿らしいと思っていたんです。
しかし、仲間や店舗や事業が増えてきた現状を前に、敏腕であるというのがどうゆことか言葉にする時期が来たと判断しました。これからは敏腕の存在意義をより深く追求し、成長を続ける中で企業文化を守るだけでなく、強くすることを目指していきます。
敏腕が世の中に提供する価値

敏腕の魅力はとにかく熱く、常識にとらわれないことと、そこに独自の笑いのセンスとパンクロックの切れ味が絶妙なバランスで融合していることです。
僕らはその熱さ、非常識さ、笑い、パンクロック感をブランドの4大要素として行動の全てに染み渡らせようとしています。
そのためにはブレないこと、魅力的であること、オープンであること、誠実であること、統一感を示すことができてようやくブランド構成の第一歩を踏み出せると考えています。
商品やサービスだけを欲しがるお客さまは年々減少していますし、今後はますます自分の価値観に合い、それを支えてくれる使命とセンスを持った企業や団体とつながることに価値を感じていただけるのではないかと考えています。僕らは衣 · 食 · 住というライフスタイルの基盤となる事業を通じて、新しい価値観や自由であるための選択を創造していきます。
敏腕が仲間に提供する価値
ビジネスと言う名の船における最重要課題は例外なく乗組員で、どんな会社もそこで働く人間のレベルを超えることはありません。その「乗組員」に対して理想な状態は大きく3つで、離職率が低いこと、生産性が高いこと、企業文化を強められることです。
また、そのような状態を作れる最高の人財は最高の人財としか働きたがらないものだと思っています。だからこそ僕らは表面的である給与や福利厚生をメインとした条件採用をしてこなかったし、これからもやらないでしょう。
僕らが最高の仲間を迎え入れるためにできることはワクワク、ドキドキしながら全力で打ち込め、裁量があり、成長でき、挑戦でき、きちんと報われる仕事を与えることです。むしろそうゆう仕事を与えられなければ、仲間は会社に愛着を持ってくれないでしょうし、社員が愛着を感じないような会社であればお客さまは見向きもしてくれません。
一緒に働きたい方たち
僕にとって敏腕の使命は全てを犠牲にできるほど面白いです。ちょっと大袈裟ですが、その使命を共に背負っていく仲間は旦那や嫁と同じくらい慎重に選ばなければいけないと思っています。
まず大きく2つで、敏腕の使命に対して僕たちと同じ情熱を持てることと、企業文化に馴染めることです。新たに仲間が増え、雇い入れるたび、少な
からず彼らの価値観や習慣が持ち込まれると思うんです。そうするうちに企業文化が微妙に変化したりする可能性があるので、どれだけ理念に共感してもらえるかをもっとも大事にしています。
そこに少しでも疑心暗鬼になるなら止めておいた方が良いと正直に申し上げていますし、それを代表である僕が言うことに意義があると思っています。
リアルな話をするなら、苦手だなと思うと、お互いに余計なエネルギーを使ってしまうので、本能的に合わない人とは働かないほうがいいものです。
飲食業を生業にする意義・楽しさ
敏腕のメインコンテンツであるレストラン事業、レストランほどまっすぐで楽しい商売はありません。しかし、それと同時に圧倒的な確率で事業は失敗に終わるものです。スタートアップの30%が立ち上げから1年で潰れ、5年後には80%が潰れる。この衝撃的な確率を見ればレストラン事業の過酷さを嫌でも思い出します。
その長期的な軌道に乗るたった数%の可能性に賭けるのですから集中し、甘えを捨て、会社の使命に徹底的に打ち込まなければならないなりません。
またここ数年、世の中は凄まじいスピードで変化をしていて、今後もAIがもっと僕らの暮らしに入ってきて便利になる一方で、消えていく職業はさらに増加していくでしょう。
でも僕は外食というのは「デジタル時代に残る最後のアナログ」だと思いますし、人と人が有意義な時間を共有するために一番必要な場所ではないでしょうか。
事業を継続していく限り、厳しい状況はきっとやってきますし、試練はどこからでも襲いかかってくるものです。僕ら敏腕はこれからも、それを共に乗り越えてける仲間達と一つでも多くの革命を創り世の中に影響を与えていく、そんな企業でありたいと思っています。